巫(かんなぎ)とは ⑶

『普通のイヤーコーニングと巫はどう違うのですか?』
 
これは、本当によくいただく質問です。
 
『端的に言うと、つながるところが違うのです…』
 
なんていうとても乱暴なお答えしかできなかったこともしばしば…。
 
『イヤーコーニング』ってひとくちに言っても
 
肉体に働きかけるイヤーコーニングもあれば
心のレベルに働きかけるイヤーコーニングもあり
かと思えば
もっと深いところに働きかけるイヤーコーニングもあるのです。
 
それは
その方の、その時の状況やタイミング…
 
そして、こちら側…そう…させていただく側の資質も大きく影響するものです。
 
ですから…
どこがどうなる…とは、本当に申し上げにくいものなのです。
 
ただ
《巫》は、肉体も心も含んだうえで
そのもっとも深いところ…
そう…一番奥深くの、誰もがそれぞれに持っているそこに働きかけているものなのだと思います。
 
以前に
次元を研究していらっしゃるという物理学者の方がお越しくださり
普通のイヤーコーニングと《巫》を数度にわたりさせていただいたことがあります。
 
その時にその方がおっしゃってくださった数字は
普通のイヤーコーニングと《巫》では、3倍ほどの違いがありました。
これは、彼が言う次元の数字のことです。
 
そして
彼は、もうひとつ面白い表現をしてくださいました。
 
『普通のイヤーコーニングが各階に止まるエレベーターで一階ずつ上がって10階に行くものだとするならば
《巫》は、高層階用のエレベーターで一気に50階まであがる感じですね』
 
これは本当にわかりやすい表現をしてくださったと
いまもたまにこの方の言葉を引用させていただいております。
 
そしてわたしが
初めての方は
《巫》ではなくて
普通のイヤーコーニングから受けていただくようにお願いしているのは
 
肉体に…というより
一番深い部分に働きかけるため
よっぽどの方でなければわかりにくいものなのです。
 
そして
できれば
普通のイヤーコーニングで
刺さったままになっている棘を
少しでも多く抜いてからの方がよろしいのではないかと
そう思っているからなのです。
 
でも
面白いものですね。
 
最近は、勝手に《巫》に入っている方も時々いらっしゃいまして
 
わたしの方が
あらま…そんな感じですか?なんて思いながら
コーンを持たせていただいています。
 
それくらい
もしかしたら…次元というものが変化しているのか
 
それとも…すでに次元をすすめている人がいるからなのか…
まあ、いずれにせよ
わたしには計り知れないことでございます。
 
なぜかって…
 
要は
わたしの意図…などというものではなく
 
その方の一番深いところと
それを知っているどこかとのやりとりなのですから。
 
わたしは
この肉体を使ってもらって
確かにその時間のあいだ…《巫》とならせていただいている
そんな感じです。
 
以前に教えていただいたことで
大変興味深かったのが《巫》という字の旧字です。
 
雨冠の下に、口を3つ…そしてその下に巫女がいます。
 
まさに
わたしが《巫》となりて
それをさせていただいているその時
まさにこの様相の姿なのに驚きました。
 
 

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