先日、ある地方都市で電車に乗った時のこと。
あと一駅…というところで
小学生低学年と思しき一団が
賑やかに乗り込んできた。
明らかに『春の遠足』の気配。
思わず隣に座った男の子に
「どこに行くの?」と
聞いてみた。(どんなおばさんもやるヤツ)
彼の返事に驚いた!
「それは言えません!」(キッパリ)
「あら、ごめんね…聞いちゃって…😓」
と、問うたことを詫びた。
それは言えません!とハッキリ言ったあとも
こちらをチラチラ見ながら気にしてる様子。
到着のアナウンスが入ったのを機に
「おばさん、次の駅で降りるから」
(安心してね…というつもりで、そう言った)
シートから立つわたしに
「〇〇緑地公園に行きます」
と立ちぎわに横から彼が教えてくれた。
今日、生徒さんが来るにはまだはやい
という時間にインターホンが鳴った。
映っているのはお巡りさん…らしき人。
インターホン越しに
地域の警察官だと言う彼に
一瞬、怯むわたしがいた。
(は?うちの周りお巡りさんさんいっぱいいるし)
その気配に気づかれたのだろう。
「警察手帳も見せます!」
なんておっしゃる。
地域防犯の為の個別訪問だったらしく
親切なお巡りさんと玄関先で他愛のない会話を交わした。
すっかり
時代が変わってしまった…ことが
少し悲しい。
疑う気持ちなんか
持ち合わせてなかったあの頃に戻りたい…
そんな気持ちにさせられた。
2025/5/23 近藤真澄facebookより
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