実は三夜連続で39度超えの熱を出していまして…
ああ、またきましたかってただただそれに従うしかなかったワケでして…。
ようやく
今朝はスッキリハッキリクッキリの朝を迎え
大阪への道のりを秋の気持ちの良いドライブさながら移動しています。
イヤーコーニングに出逢って5年。
2年目くらいからたまに不思議なことが起こるようになりまして…
どんなことかと申しますと
『失神』してしまうのであります。
数ヶ月に一度。
ところが、面白いものでありまして
いきなりなんの前触れもなく失神するワケですが
必ずそこには救世主のような方が現れて
難なく大過なく過ごさせていただいてきました。
初めての時はさすがに驚きましてね〜
藤沢の駅で電車からホームに足をおろしたところまでは記憶があるのですが
そのあと気づいたのは
駅員さんの部屋のソファに
何人かの男性がわたしを持ち上げてくださったその瞬間だったのです。
身体が宙に浮いた感覚だけがなんとも心地よくそこで目を覚ました状態です。
そのあとも数ヶ月後に
武蔵小杉の駅で
そして、岡山への新幹線到着寸前に。
たまたまこの時デッキに倒れているわたしを見つけてくださったのが女医さんで
それはもう適切な対応をしてくださったんだと思いますが
おかげで救急車に乗る羽目になりまして
生まれて初めての救急車体験をさせていただき
なんて救急隊員の方って優しいんだろう…と、惚れ惚れとしたものでございます。
ま、この時は
翌日岡山に迎えにきてくれた夫が
病院を間違え
ところが病院違いの同じ部屋番のドアを開けたら
同姓同名の90歳を超えているであろう『近藤真澄』さんが寝ていらっしゃった…
なんてオチまでつきましたのでございます(笑)
最後の失神は
昨年のエジプト旅行。
翌日にイシスの神殿を控え
少し早めに寝ようとエレベーターで部屋に向かったのですが…
気がついた時には
わたしは椅子に座らされその椅子の両側をホテルマンが持ち上げ
ゼエゼエと息を切らしながら運んでくれていました。
この時わたしを見つけてくれた人は
その時の様子を
『エレベーターのドアが開いたら真澄さん【火曜サスペンス劇場】でしたよ』
なんて面白い表現をしてくれたものです(笑)
でも…その状況はほんとうにそうだろうと簡単に想像はつきました。
だって
頭を強打したらしくぼんぼんに晴れ上がっていたので
一晩中氷で冷やしていたんですが
ようやくその腫れも収まって眠りにつこうかと思ったら
アレっ別のところに痛みを感じます。
なんと、肋骨にヒビが入っている様子。
ホテルの広いエレベーターの中で
いったいどんなふうに倒れたらそんなふうになるのやら
それは、未だもって謎でございます。
とはいうものの
この時は、失神してから10分以上の時間が経過していたようでありまして
ありゃ、それはちとマズイ?
と、もちろん自分でもそう思いましたし
エレベーターの中だったから良かったようなものの
エスカレーターなら人さまにご迷惑をおかけすることにもなるし
大きな危険もはらんでいます。
ただ、こんなことが起こるたびに
なにかが変わるのは自分でも感じておりまして
それをどういう言葉で表現するのか迷うところではありますが
脱皮のような感じでしょうか(笑)
次の入り口に立たせていただく…そんな気配を感じておりました。
そんなことを去年の暮れに出逢った方にお話しましたら
『あはは…真澄ちゃん、その方法は危ないわよ〜
違う方法にしてください!ってうえにカスタマイズしなきゃ』
なんて言われましてね…。
ハテナはいくつもつきながらも
どこかでそりゃそうだ…と思いましてね
『今度からはお願いだから違う方法にしてね!』って気弱にお願いしてみました(笑)
そして…そのあとこれで2回目です!
セッションのない3日間に39度超えの熱を出すのが。
こんなにも出るのか…というような量の汗をかきながら…
ああ、人間のほとんどはやっぱり水分なんだなぁ…なんて、へんに感心したりしまして…
いやいや…その水分だとするならば
その『水』には、きっといろいろな記憶が転写されているであろうし…
ああ、それを
全部出してしまえとおっしゃっているのですね…
なんて思いながら
『汗』…というよりわたしの中から出てくる記憶をもった『水』たちを
静かに感じる時間でした。
そして
執念深くもっている何かへの思いも
『水に流しなさい』
と言われているような…そんな気さえいたしました。
で、鼻水も咳も喉もどこにもまったく症状のない
今回の3日間はおかげさまで無事終わり…
スッキリ加減半端ない感じで大阪へ向かっております!
逆に絶好調とはこういう時に使う言葉か…という感じさえいたします(笑)
でも、ほんとうにありがたいものですよ。
まさかそんな高熱が出るなんて
微塵も気配がなかった一週間近く前に
『久しぶりに真澄さんのイヤーコーニングさせてくださいね』
って数ヶ月ぶりの思わぬ連絡をもらい…
たまたま約束した日がまさにその真っ只中で
彼女が、おいなりさんや小さなおにぎり、白玉ぜんざいやあんみつ…
なんていうわたしの好物ばかりを
大きな愛と一緒に運んでくれたのです。
ちまたでは
『木星』だとか『さそり座』だとかの単語が
揺らめいているのを横目に見ながら
なにかを強制執行されたような気さえする近藤でございます。