コーヒー三杯の代償って…

人を見ているのが好きです。
見られるのは好きじゃないけど…(笑)
 
視える能力も聴こえる能力も持ち合わせてはいないからこそ
その方のお顔の表情や醸し出す雰囲気を
ぼんやり見ることをついついしてしまいます。
 
かといって
そこから何かを判断することまではアタマは働きませんが
人には
本当にいろんな種類の方があって
いろんな生き方があるものだと感心してしまいます。
 
人生半分以上過ぎてしまっているとはしても
まだまだこれから増えるであろうたくさん年輪ともいえる老いの証を
どんなふうにかたち作っていけるかは
ある意味、勝負のしどころだなぁと思うわけです。
 
人との勝負はこれまでイヤっていうほどしてきましたもん(笑)
 
どこまでその証(あかし)との勝負に挑めるか…
そんなことを考えながら
ランチを頬張る少しお姉さまであろう多くのご婦人たちを眺め
珍しくコーヒー三杯で数時間この席を陣取っています。
 
あ、
思い出しましたわ!
 
もう15年も前のこと…
コーヒーにはうるさいと評判の、焙煎もしているそのお店に
その頃のママ友なる人とお茶をしに行って
2時間以上喋ってお会計をして
ごちそうさま…って帰ろうとしたら
背後から店主の
まさかの声が聞こえました。
『もう来んといてくださいね…』
 
こわくて振り返ることさえできず
どう反応していいかわからなかったあの時を…(笑)
 
お喋りいっぱいして申し訳ないと思って
コーヒーもお代わりして
ケーキもプリンも注文して
売り上げには貢献できただろうから許してね…
 
って内心思っていたのですが
そんなの許してはもらえなかった…っていう
とってもにが〜い思い出です。
 
ああ〜思い出しちゃった…
三杯のコーヒーで(笑)
もう帰ります!!!
 

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