笑顔のない中国人の奥さんが…

初めて『ブログ』というものを書いてから
今日でちょうど一年なんだ…ということに
つい先ほど気がつきましてね…。
 
たまたまなんですが
見直したこともない自分のブログを
なぜだか今日に限って珍しくのぞきにいったらそんな日で…(笑)
 
あらあら…まあまあ…そんなタイミングなのね…
ということで…
女子力薄く…記念日とやらにもほとほと弱い半世紀を
送って参りましたが
 
こうして気づいてしまったからには
なんだか、やっぱり
今日からリスタート!しようかしらと
わずかに意気込んでみたりしております(笑)
とは言いましても
なにせ…頭の中に『起承転結』のないわたくし(笑)
 
散文にお付き合いいただければ幸せの極み!
ということで、あらためましてよろしくお願いいたします。
はてさて今日のわたくしはと申しますと…
昨夜の気持ち良いお酒に
少々飲み過ぎたようでして…
いつもより朝寝坊!
 
今日は予定を変更したこともあり
なんにもないオフな日ですもの
いっぱい寝ちゃえーー!とばかりに
起きたくなるまでうだうだグタグタ(笑)
 
出かける予定もないのですから
お化粧もせずに
それでも、今日はおついたち…とばかりに氏神さんに向かいまして。。
そこではたと思ったのです。
いつのまにか
見知らぬ土地の
いつもお掃除の行き届いたこの小さなおやしろが
折にふれご挨拶に来なきゃ
なんだか落ち着かない…そんな場所になっていることに気づきましたの。
 
そして
ひとというのは
本当に順応性のあるものだなぁと
変に感心してしまいました。
 
そして、ここのところの
嬉しかったこと…ふたつ。
赤い小さな暖簾が掛かった…
決しておしゃれとも綺麗とも言いがたい街の小さな中華屋さんの…
日本語は上手だけど、笑顔を見せない奥さんがいらっしゃいましてね…
お料理は美味しいのでたまに行くことはあったのですが
なにせ決して笑わないこの女性(笑)
注文と会計以外にもちろん会話は成立せず…なのですが。
 
なぜか…この女性と
店の外ですれ違うことが、今週だけで数回ありまして…
 
そしたら不思議!
営業中にはあんなに笑わなかったその奥さんが
ニコッと笑って
すれ違います。
 
最初は怪訝そうな少し様子を伺いながらの
あら、お客さんと会ってしまったわ…と言わんばかりの苦笑い。
 
ところが、次にすれ違った時には
まるで、観念しました…というような
わずかに照れた可愛い笑顔。
 
初めて彼女の笑顔を見たぞーー!
って、なぜだかわたしのテンションがあがるあがる(笑)
そして時を同じくして
ある夜、出張から帰りスーツケースを引きずりながら
部屋に向かうわたしに
 
『おかえり〜』って満面の笑顔で
声をかけてくださる二人の男性。。
 
一瞬、だれ?
と思ったら
 
ネパール人の男性二人でやっている
ナンとカレーの美味しいお店のそのお二人!
 
お店を終えて駅へと向かう…そんな彼らとすれ違ったらしいのです。
 
お店の制服姿ではない彼らを
一瞬誰かがわからなかったものの
 
着ているものは違っても
あの屈託のない笑顔はまったく変わらず!
 
ああ、わたし…
この土地の人から
仲間扱いされてる…って感じた瞬間でした!
住んではいても
慣れない土地の借り物のお部屋…という
 
今までには感じたことのない土地との関わりが
 
非常にラクな一面もあり
そこになんの不服もなく
 
都会とはこういうものよね…
と、決め込んでいたところがあったけど
あゝこの土地に…この土地の人々に
ようやく受け入れてもらえたんだな…と
つくづく感じた瞬間でした。
 
この土地に暮らす名前も知らない人々との
こんな交流は
なんだか…どこか奥の方のこそばゆいところが
無性に温かくなる気がする…
そんなもののようでございます。

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